国産・輸入車の販売、修理、民間車検場、各種保険からカー用品販売まで 千葉県館山市にある1級自動車整備の鈴木モータース商会

有限会社鈴木モータース商会

0470-27-2904
日・祝祭日定休 8:30 ~ 18:00
千葉県館山市那古827-1

会社情報・アクセス

会社情報

会社名
有限会社 鈴木モータース商会

電話番号
0470-27-2904

FAX番号
0470-27-2897

アクセス

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会社詳細

役員
代表取締役 鈴木 誠一

認証番号
運輸省 東京陸運局 3-132

指定番号
運輸省 関東陸運局 3-1032

資本金
300万円

事業内容
国産、輸入 普通~軽自動車(乗用、貨物、特殊 他)の販売
車検
法定点検
各種不具合修理
板金修理
タイヤ、オーディオ、ナビ、ETC、ワックスなど、自動車関連用品の販売、装着
各種損害保険代理店

創立
昭和14年(西暦1939年)2月1日

設立
昭和30年(西暦1955年)2月12日

従業員数
10名
内、男性5名、女性5名

■鈴木誠一(代表取締役)
  • 国家1級小型自動車整備士
  • 自動車検査員
  • 国家2級ガソリン自動車整備士
  • 国家2級ディーゼル自動車整備士
  • 国家2級シャシ自動車整備士
  • 自動車技術会 正会員
  • 中古自動車査定士
  • 福祉車両取扱士
  • 第18回千葉県自動車整備士技能競技大会 優勝
  • アドバイザー競技 第1位
  • 第17回全日本自動車整備士競技大会 入賞
■小峯延行(工場長)
  • 国家3級シャシ自動車整備士
  • 国家2級ガソリン自動車整備士
  • 自動車検査員
  • 低圧電気取扱業務特別講習
■高橋哲也(整備士)
  • 国家3級ガソリン自動車整備士
■山本大樹(整備士)
  • 国家2級ガソリン自動車整備士
  • 国家2級ディーゼル自動車整備士
  • ガス溶接技能講習
  • アーク溶接特別教育
  • 低圧電気取扱業務特別講習
  • タイヤの空気圧充てん業務特別教育
■高梨哲也(整備士)
  • 国家2級ガソリン自動車整備士
  • 自動車検査員
■関口好美(洗車)
■仲澤麻美(洗車)
■大山直美(事務)
■吉田美里(事務)
■髙津玲子(事務)
  • 損害保険募集人資格

主たる納入先
(敬称略)
館山市役所
三芳水道企業団
積水ハウス 株式会社
オートフリートサービス 株式会社
株式会社 間組東関東支店
株式会社 十字屋
睦建設 株式会社
宮崎健一税理士事務所
共進テック 株式会社
有限会社 スズ市水産
株式会社 ジェットストリームトラベル
有限会社 安房環境衛生

主たる仕入れ先
(敬称略)
株式会社 協和興材
トヨタ部品千葉共販 株式会社
千葉ダイハツ販売 株式会社
日産部品千葉販売 株式会社
ブリジストンタイヤ千葉販売 株式会社
株式会社 ヨコハマタイヤ館山
アンフィニ千葉 株式会社
ホンダプリモ金子 株式会社
千葉スズキ販売 株式会社
千葉スバル自動車 株式会社
株式会社 ヤナセ千葉
株式会社 ファミリー
アレーゼ千葉
三菱コルト 株式会社
ガレージ伊太利屋
千葉県自動車整備商工組合

機械器具備品
名称及び点数
代車:小型乗用車 3台、軽自動車 4台、軽バン 3台、軽トラック3台
牽引車(4WD):1台
完成検査場 一式
オートリフト 2基
ホフマンタイヤチェンジャー 1基

主な受賞歴

 
■第17回全日本自動車整備技能競技大会 優秀賞
■第18回千葉県自動車整備技能競技大会 優勝
■第18回千葉県自動車整備技能競技大会 優勝
 社団法人千葉県自動車整備商工組合共催
■第18回千葉県自動車整備技能競技大会
 アドバイザー競技第1位
■千葉県推進協議会 環境に優しい自動車販売・整備事業場
 千葉運輸支局長表彰 
平成16年~平成18年 3年連続受賞
■国土交通省関東運輸局長表彰受賞
 環境に優しい自動車販売・整備事業場
 
店内の賞状
 
店内の賞状
 

館山の仕事人 第10回 鈴木 誠一

 
館山には、スポーツや芸術などで高い業績を上げ、全国的な評価を獲得している 人物が数多くいる。それは仕事の世界においても例外ではない。一級小型自動車整備士資格者であり、館 山市那古で自動車販売店を経営す る鈴木誠一氏もその一人。今回は自 動車整備技能競技の世界で全国レベルの実績を積み上げてきた鈴木氏の足跡をたどってみたい。
 
館山の仕事人 第10回 鈴木誠一
 

超難関資格を取得 自動車整備士界の医学博士

 
鈴木モータース商会の3代目、鈴木 誠一氏は平成18年、国土交通省の監修する自動車整備士国家試験において “超難関” とされている一級小型自動車 整備士に合格した。そのニュースは地元紙でもトップで取り上げられている。自動車整備士界の “医学博士” とも呼ばれる同資格。鈴木氏が合格した年、千葉県内での合格者が2名。東京都はゼロ。関東合計で8名。合格率0.5% というから、その狭き門ぶりがうかがえる。本人は「4回目での合格だから」と 謙遜するが、一級資格試験が始まった 初年度から過去問題の蓄積のない中で のチャレンジであった。そのため、現在よりもハードルが高く、なおかつ、ほとんどの受験者が大手ディーラーの所属 整備士であり、地方の整備工場から独学で合格にこぎ着けた例は少なかった。鈴木氏の合格が特筆に値する理由がここにある。
 

父の反対で進学をあきらめ”車馬鹿”と過ごした青春時代

 
46歳で一級資格に合格するまでの道のり。その起点は地元高校時代の受験 シーズンにまで遡る。「本当は大学に進 学したかったのに、父の『おまえは長男 なんだから自動車の勉強をしていれば いい』という言葉に押し切られ」、自動車整備専門学校への入学のすすめを不本意ながら受け入れることになった。 入学したのは八王子にあるトヨタの専門学校。定員100名のところ合格率は 10%未満というから業界の中でもハイレベルだ。そこで二級自動車整備士の履修コースを2年間受けた。当時はまだ一 級資格は制定されておらず、二級が最高級だった。「専門学校の連中はみんな“車馬鹿”。 学生寮の談話室には工具が全部揃って いて整備工場みたいだから、遊びに来る暴走族のバイクを修理する者、カートやダートトライアルの準備をする者。とにかく車の大好きな連中と “馬鹿” やった毎日だった」と苦笑いする。熱ある友人達との、整備漬けの日々。次第に自動車への興味も募っていった。「ある時ふと『このまま行こう!』って思った」と青春時代を振り返り、今に続く鈴木氏の原点を明かした。
 

千葉トヨタにエリート入社 コンクールで開花した指導者としての能力

 
専門学校を卒業後、千葉トヨタに整備士として入社した。この年、新入社員が100名。整備士の専門学校からは8名だけのエリート入社だったが、整備工場での任期は予想外にも早く終わった。3年目に技能コンクール代表選手に抜擢され、大会後そのまま本部かかりつけのサービス部技術課に配属となったのだ。そこで、社員教育や社内技能コンクール等の企画・運営、代表選手の指導、および、各店舗の顧客の苦情処理に携わった。「トヨタには国家試験とは別に独自の資格制度があって、一級から五級まで 設けられていた。指導にあたったある年、千葉トヨタの47人を一級に合格させ全国トップ。全国各地から会社に視察が 来るようになって大変だったよ」と話す鈴木氏。自身が監督として臨んだ全国コンクールでは2回目で3位になった。それだけの成績を残すために必要なことは何だったのだろうか。「日々のサービス部業務の合間をぬって実技練習の準備をする。そういう技術トレーナーとしての熱意の差が結果に出る」と自負する。前述の全国トヨタコンクール後の懇親会でのこと。他県の指導者らから名刺交換を求められ長蛇の列ができたという。技能コンクールにおける高い指導能力を開花させた鈴木氏の名が、全国レベルで浸透し始めた証拠だった。
 

転機となった父からの電話 サラリーマンから一転、自営業へ

 
社内の誰からも信頼され、順風満々の日々。そこへ「オレの身体がもたないから、そろそろ息子を返してくれ」という父からの電話が本部長宛にあった。「すぐに腹は決めたとはいってもやっぱり迷いがあってね。でも、営業店に退職 の挨拶回りに行ったとき、『次は自分のためになるじゃない』って、どこの店長も言ってくれてね。それで吹っ切れたよ」と語る。平成6年8月、35歳で千葉トヨタを退職。館山に帰ってきた鈴木氏の手には、分厚いファイルが3冊あった。千葉トヨタ全52拠点の寄せ書きの色紙だった。
 

「まるで未来の下界」地元館山で人生の再スタート

 
家業を継いで、最初にてこ入れしたのが工場だった。鈴木氏は作業場の整 理整頓に務め、徹底して無駄を省くトヨタ流の経営システムを導入し業務の効率化を図った。一方で、トヨタを離れ「まるで未知の下界に降りたようだった。車を運転しようにも道がわからない(笑)。サラリーマン時代とはまるで違った」という鈴木 氏は地域活動への参加を決意。「商工会議所青年部での仲間との付き合いでがらりと視点が変わった」と異業種間の交流が刺激となり、「ただのトヨタバカが地元館山で会社経営をやっていく手応えになったと明かした。
 

競技会、伝説の3分間 安房支部最強時代の立役者

 
一級資格に合格した6年後の平成 20年10月。鈴木氏は自動車整備技能 競技千葉県大会において、自動車整 備振興会安房支部代表2名の選手に抜擢された。若手整備士が多くを占める中、50歳でのエントリー。知識、キャリア共に全国レベルの鈴木氏の出場に注目が集まるなか、期待以上の結果を披露した。「故障箇所を見つけるタイムトライアル で制限時間70分のところ安房支部は3分でエンジンをかけちゃった。審査員も何かの間違いじゃないかって駆けつけて」と会場が騒然とする中、競技クリアの判定が下された。続くヒアリング部門 でも1位。ダントツでの総合優勝だった。その裏には閉店後、毎晩ガレージのシャッターを降ろしてから「あの時期は 休日返上で」出題車種を調べ上る鈴木 氏の影の努力があったという。1年後に出場した全国大会では7位。 優秀賞を獲得したが、これには満足できなかった。「全国大会の出場資格は一人一回までだから、商工会議所青年 部の先輩だった長田畳店の社長が『一番になれるまで悔いが残らないと言ったらウソになるよね』ってしみじみと呟いて ね。畳の技能コンテストで日本一の座に輝いている長田さんだからこそ僕の気持ちをわかってもらえたんだろうね。すとんと腑に落ちる言葉だった」と話す鈴木氏の表情にはどこか清々しさがあった。
 

現場で活かされなくても 自動車整備士会の頂点を目指す

 
現代の車は「CAN(キャン)」と呼ばれるコンピューターシステムが組み込まれ、車内の各機構ごとの制御情報を管理・共有している。点検の際にはテスターを車に接続して制御情報を数値化し、分析することで故障箇所が推定できるようになっている。だが、「故障探究は宝探しではない」と忠告する鈴木氏は、確実に故障箇所を特定するためには、まず症状の現れる 条件を洗い出し、フローチャートに沿いながら点検を進めていくべきと説明する。「テスターからは、エンジン回転数、大気圧等、様々な数値がデータストリームとして提供される。その数値のどこに異常があるかは相当訓練された者にしか見つけられない」と、コンピューター化の時代でこそ活かされる、知識と経験、そして “見る目”、さらに「相談者に対して何度もヒアリングを重ねる」“聴く耳” の必要性を強調した。一級資格ほど突き詰めた知識を持って現場で仕事をする人は少ないという。それでも頂点を目指す情熱があるからこそ、修理や接客にも真摯に向き合うことができるのだ。鈴木氏の纏う深紅の作業着からは、整備士会のフォーミュラーワンで競ってきた男の誇りと自負が溢れているように感じた。